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プロフィール

登録日: 2024年4月27日

記事 (48)

2025年12月18日2
合唱前に控えた方が良い食品
高校のコーラス部時代、どこから仕入れてくるのか、同級生にやたらあれは食べたら声に良くないこれもダメという部員がいて、その品目が、カレー、かき氷、炭酸飲料、唐辛子と、どんどん増えるし、合唱前だけでなく常時食べてはダメというので辟易していました。 3年生の時、KBC合唱コンクールで優勝して、自分へのご褒美に自販機でコーラを買って飲んだら、嬉しすぎて涙が出ました。 先日、のど飴の功罪を調べているときに、食べるのを避けるべき食品が出てきたので、確認すると、彼の言っていたことは、あながち間違いでは無かったことがわかりました。 気休めかもしれませんが、私は今でも、練習日には当時禁止されていた食品は避けています。 一応、合唱前に避けた方が良い食品を紹介します。 【合唱前に避けたい食べ物】 ① のどに張りつきやすいもの チョコレート キャラメル、ソフトキャンディ 甘すぎるお菓子 → 唾液や痰が粘つき、咳払いが増えやすくなります。 ② 乳製品 牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム → 人によっては痰が増え、声がこもる原因になります。 ③ 脂っこいもの・重い食事 揚げ物、ラーメン、こってりした料理 →...

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2025年12月16日2
歌唱前にのど飴を食べてはいけない?
先日、歌う前にのど飴を食べてはいけないという話を聞きましたが、ボイスケアのど飴なるものもあるので、半信半疑でした。 そこで、合唱におけるのど飴の功罪について調べてみました。 のど飴の「功」と「罪」 ◆ のど飴の【功】(メリット) 1.乾燥感の緩和 舐める刺激により唾液分泌が促され、口腔〜咽頭の乾燥感やイガイガ感が和らぐことがあります。 2.心理的な安心効果 「喉をケアしている」という感覚が、発声前の緊張を和らげる場合があります。 3.歌唱“前段階”の補助ケア 乾燥した会場に入った直後など、歌う30〜60分前までであれば補助的ケアとして有用です。 ◆ のど飴の【罪】(注意点・デメリット) 1.声帯を直接潤すものではありません 声帯は気道の奥にあり、のど飴の成分が直接届くことはありません。 本質的な潤いは、体内の水分状態によって保たれます。 2.歌唱直前は逆効果になることがあります 口腔内のベタつき・膜感 唾液が増えすぎて嚥下が気になる 発音や集中の妨げになる 3.メントール・麻酔感の強いものは注意 一時的に楽に感じても、喉の疲労や無理な発声に気づきにくくなることがあります。...

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2025年12月14日4
童謡「赤とんぼ」のアクセントについて
童謡「赤とんぼ」中の「あかとんぼ」のアクセントについて興味深い論文を見つけました。その全文は、CiNiiのサイトからPDFをDLすることができますが、先ずは、その要旨を紹介します。 (註:論文の要旨はいわばサムネイルの役目を果たしていますので、コピーペーストが可能です。) 日本語テクストの歌におけるアクセント位置に関する検討 ―山田耕筰の『赤とんぼ』を中心として― 山本由紀子* 【要旨】  三木露風作詞、山田耕筰作曲の童謡『赤とんぼ』では、現在の「あかとんぼ」のアクセントと異なる旋律線の動きがある。この動きについて議論される理由としては、日本語テクストの曲ではアクセントに沿った旋律を作るという基本があるからである。この基本は山田耕筰によるアクセント理論によるもので、『赤とんぼ』は作曲当時の標準語アクセントに沿ったと言われている。しかし、巷間では他の説も取り上げられており、それらの説については検証されていない。そこで本研究ではまずその問題に関する巷間の説を整理し、検証した。  また、アクセント理論の背景として、山田の標準語へのこだわりがあった。「標準語」という用語には標準語普及運動...

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Citrus Fruits

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