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九州人にはハードルの高い鼻濁音「ジグザグな屋根の下で編」

 先日、鼻濁音のトピックをアップしましたが、このトピックタイトルの「九州人にはハードルの高い・・・」の拠り所について説明を欠いていました。そこで、今日は「調査会社に委託しての日本語研究の開発」という論文を紹介したいと思います。この論文の3P図1「『鏡』のガの発音」をご覧いただくと、中国・四国・九州では100パーセントの人がカガミと[g]発声しており、鼻濁音の[ŋ]発声は0%だったことがわかります。まさに、これがトピタイトルの由縁です。

 さらに、年代別で見ると、若年層になる程鼻濁音の発声率は低下しており、近い将来、鼻濁音はなくなる傾向にありそうです。しかし、現状では、鼻濁音は存在しており、鼻濁音で発声すべき音を濁音で発声された場合に不快感を覚える層も現存するので、現状ではできるだけ気を付けて発声すべきではないでしょうか。


 さて、今日は練習中の「ジグザクな屋根の下で」の歌詞について記録していきます。この歌詞は著作権が消滅していませんので、ガ行表記の該当部分のみを抽出して記録します。引き続き鼻濁音はか゚、き゚、く゚、け゚、こ゚」半濁点(°)を用い、赤字で区別することを確認します。アクセント辞典などで広く使用されている表記法です。また、ガ行でも鼻濁音にならない場合は、「が、ぎ、ぐ、げ、ご」青字にし、歌詞の後にその理由を示します。参考資料も引き続き「鼻濁音の位置付けと現況」61〜62ページの「ガ行半濁音の発音法則」です。


く゚く゚ 

 註:資料17より 外来語も日本語と定着しているものは、日本語に準ずる

け゚

か゚れゆく

か゚りみち

 註:資料3より 語間のガ行は原則として鼻濁音で発声する 

むしばか゚

ひとか゚

 註:資料2より 助詞のがは鼻濁音で発声する



福岡県飯塚市

混声合唱団 コーロ・サンガ


 




 
 
 

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