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九州人にはハードルの高い鼻濁音「赤とんぼ編」

更新日:2月1日

 ガ行の発声がその位置などによって[g]ではなく[ŋ]と発声されるまたは発声すべきことがあります。いわばガ行には2種類の発声があるわけです。しかし、九州ではガ行の発声は[g]の1種類しかないために、その使い分けが困難です。かくいう私もコテコテの九州人なので、放送部の指導に大変苦労しました。一時期はアナウンス教室や朗読教室に通い、何とか間違いを正すことくらいはできるようになりました。しかし、その情報も古くなっているために、このほど「鼻濁音の位置付けと現況」というサイトを見つけて確認し直してみたところ、61〜62ページに「ガ行半濁音の発音法則」が示されているので、これに照らし合わせながら、最近の練習曲の歌詞を使用して[ŋ]と発音すべきところを確認していこうと思い立ちました。


 まず初めは「赤とんぼ」の歌詞に従って確認を行いますが、それに先立ち、鼻濁音はか゚、き゚、く゚、け゚、こ゚」半濁点(°)を用い、赤字で区別することを確認します。アクセント辞典などで広く使用されている表記法です。また、ガ行でも鼻濁音にならない場合は、「が、ぎ、ぐ、げ、ご」青字にし、歌詞の後にその理由を示します。


赤とんぼ

ゆうやけ こやけの あかとんぼ おわれてみたのは いつのひか

やまのはたけの くわのみを こかこ゚に つんだは まぼろしか

じゅうで ねえやはよめにゆき おさとの たよりも たえはてた 

ゆうやけ こやけの あかとんぼ とまっているよ さおのさき


※「ガ行半濁音の発音法則」五より 「数詞の「五」は原則としてご」と発音する。」による


 いかがですか。そもそも文字の区別のない発声は次第に区別がなくなるものだそうです。そこで、私は朗読文や楽譜には「が、ぎ、ぐ、げ、ご」と表記されている鼻濁音を⭕️で囲んで発声ミスのないようにしています。



福岡県飯塚市

混声合唱団 コーロ・サンガ


 
 
 

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