ローレライの逸話
- sanga29
- 3月5日
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昨日は、コーロ・サンガの定例の練習日で、ローレライの練習をしました。
団員で、現地を訪れたことのあるT氏から、ローレライにまつわる伝説を聞きました。
そのお話の内容もさることながら、ライン川にそびえる岩山ローレライのことをボタ山を少し小さくしたくらいと例えられたので、心の中で「流石、筑豊人!!」と感心しきりでした。
ボタ山は、石炭の採掘に伴う坑道掘削や選炭によって生じた岩石廃棄物(ボタ)が集積してできた小山のことで、筆者が幼いころには、未だ草木も生えておらず、富士山のようなイメージの山で、まさにローレライそっくりの山でした。
当時は、この山で、ひみつ基地を造ったり、採掘のまねごとをしたりして遊んでいました。
持ち帰った石炭は、使えない石炭だから元に戻してくるようにと叱られたものですが、ある時、弟が買ってもらったばかりの傘をボタ山に突き刺して遊んでいたら、傘の先の方が溶けてしまって、ボタ山の中には燃える石もあるのだなと、幼心に思ったことを思い出しました。
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