今日、沖縄那覇市で1400人に一時避難を求める大規模な不発弾処理が行われました。
この不発弾は昨年12月に発見されたものの処理豪と呼ばれる地下5メートルの穴を掘るなどの準備を要したため、およそ10か月後の今日、ようやく処理作業が行われました。
今朝のニュース番組でこの件を知り、その中で「太平洋戦争末期『鉄の暴風』と言われるほど無数の砲弾にさらされた沖縄では今なお1800トン余りの不発弾が埋まったままと推定され、今も県内各地で一日に1件以上のペースで見つかっています。」というアナウンスを聞いて胸に迫るものがありました。
なぜなら、私たちが今練習している「さとうきび畑」の中の「鉄の雨にうたれ、父は死んでいった」という歌詞を想起したからです。
「鉄の雨」という表現が半ば慣用句のように広く使われていることから、私の中であまりに自然にこの詩を受け入れていましたが、今日のニュースで全ての不発弾を処理するにはあと70年から100年ほどかかることを知り、改めてこの歌詞の重さを感じました。
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